フランス ブルゴーニュ(ボージョレ)
ブドウ品種:ガメイ
雨が多く、収穫量は非常に少ない年でした。新井順子が収穫から醸造まで携わるキュヴェで、特別区画ル ポン デュ ディアーブルのガメイをマセラシオンカルボニック後プレス、グラスファイバータンクとジャーで発酵・熟成しました。パープルルビー色、ラズベリーやザクロ、白胡椒の香り、柔らかくミディアムな口あたり、バランス良く軽やかで拡がりのあるエキスが特徴です。
Domaine Joubert / ドメーヌ・ジョベール
ボージョレでその名を知らない人はいない――
それがドメーヌ・ジョベールです。
4代目マルセル・ジョベールは、1980年代にMarcel Lapierreとともに無農薬栽培を実践したパイオニア。協同組合主体の時代に疑問を持ち、誰よりも早く“自然な栽培”へ舵を切りました。畑は約10ha、ブルイィを中心にフルーリーやモルゴンなど複数アペラシオンを所有。すべて無農薬で栽培されています。転機は2015年。娘のカリーヌがワイナリーを継ぐ決断をします。農業未経験からのスタート。しかし父マルセルのもとで徹底的に学び、2017年に正式に5代目へ。ここからワイナリーは大きく進化します。最大の変化は、白ワインへの挑戦。ボージョレでは珍しいシャルドネを自社畑に植樹し、赤一辺倒だったドメーヌに新たな軸を生みました。
・アンフォラの導入
・プレス機の刷新
・カルボニック期間の調整
・牧草を活用した自然な雑草管理
など、伝統を守りながらも現代的なアプローチを積極的に取り入れています。ジョベールのワインは一貫して、ピュアで雑味のない果実味と、しなやかな飲み心地。カリーヌの代になってからは、より繊細でクリーンな方向へ。いわゆるナチュラルな造りながら、完成度は非常に高い。
・ボージョレ自然派の“源流”を継ぐ存在
・世代交代による明確な進化
・赤だけでなく白も含めた新しい表現
歴史だけで終わらない。いま現在も進化しているドメーヌです。