フランス ブルゴーニュ
ブドウ品種:シャルドネ
白と黄色の果樹園の果実とアカシアの花、緑茶、フェンネルの香りが混じり合っている。柑橘類と微かな塩味の後味。しっかりと濃密でボリュームと十分な豊かさがある。バランスが非常に取れている
Henri Germain / アンリ・ジェルマン
アンリは1973年に自身のラベルでワインを造り始め、今日に至るまでその驚異的な品質のワインは口コミでしか知られていない。現在、3代目のジェルマンが生産に携わっているが、その品質は相変わらず素晴らしい。
アンリ・ジェルマンは1973年にムルソーのいくつかの区画を購入し、彼の妻が属していたピヨ家のブドウの木も加えて所有畑を増やした。現在では、アンリの息子ジャン・フランソワが、フランソワ・ジョバールを祖父に持つ娘のリュシーとともに生産を監督している(そのため、ムルソー・ポルゾットの区画がラインナップに加わっている)。この物腰の柔らかい家族には、何世代にもわたるワイン造りの才能と知識が注ぎ込まれており、それが印象的なワインを通して放たれている。
葡萄畑での作業は全て手作業で行われ、収量は低く抑えられ、葡萄の木は有機的に手入れされている。セラーはかなり低温で、長くゆっくりとした発酵が行われる。熟成はすべて樽で行い、ヴィラージュ・ワインは18カ月、その他のワインは22カ月熟成させる。
古樹のシャルドネの畑は、ジェルマンの区画ではしばしば樹齢65年を超える。ムルソーのクロ・デ・ムーシュの畑には、ピノ・フィンのモノポール区画が1つある(ドルーアンのボーヌのモノポールと混同しないように)。その他