フランス ロワール
ブドウ品種:カベルネ・フラン
区画名がFossé blancでrougeに変えキュヴェ名に冠しました。樹齢 60年のカベルネフランを醸し後プレス、グラスファイバータンクで発酵後、228Lの古樽で熟成しました。紫色調のガーネット、山ぶどう、 カシス、ブルーベリージャム、胡椒、キノコのアロマ、じわりと拡がるたっぷりのエキス感としっかりとしたタンニンをカバーする果実の 丸み、旨味が感じられる上質な仕上がりです。
Domaine Julien Prével / ドメーヌ・ジュリアン・プレヴェル
モンルイ、あのステファンコサの畑を引き継いだ選ばれし者 2009年に他界した私の大好きなStephane Cossaisステファン・コサ氏の名前は皆様の記憶にも残っていらっしゃると思います。Montlouisという地で作った、あのChenin Blancは今でも鮮明に素晴らしい味わいであったことを思い出します。ラッキーな事にその畑を次に預かった新しい生産者ジュジュこと、Julien Prevelジュリアン・プレヴェルのご紹介をさせて頂きます。
1982年3月9日、ブルターニュ生まれ、最初は全くワインと違う仕事をしていました。お風呂の販売会社にお勤めでしたが、自然の中で仕事がしたいと思いTours 近郊で畑仕事をしていました。その後、その興味はブドウに移り、ワインを造ろうと28歳の時にアンボワーズの醸造学校に入学。入学する前からフランツソーモンの剪定を手伝ったりしておりました。ですからフランツのところでスタージュ(研修)でお世話になり、本格的にナチュラルワインと出会います。今まで学校で学んでいたワインと全く違って、本当にブドウが生き生きと味わいに表現されたワインを飲んでこんなナチュラルワインを造りたい!と決心。フランツとステファンは親友だったので、 彼のような若者にステファンの残した畑を任せたらどうか?とフランツがステファンの奥様に話を持ちかけ、とんとん拍子に進んだのです。そして2014年からジュリアン・ プレヴェルが正式にステファン・コサの畑のオーナーになり、新たな新人醸造家が誕生したのであります。