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ニュージーランド セントラルオタゴ
ブドウ品種:ピノ・ノワール
緩やかな北西向きの斜面に位置する畑で、シストやクォーツといったミネラル豊富な堆積土壌からは複雑かつ味わい豊かなピノ・ノワールが産まれます。佐藤さんご夫婦が自らの手でビオディナミ栽培を行っているリース畑からのピノ・ノワール。実は2020年産を最後に生産が終了してしまうことが決まっており、このキュヴェをご紹介できるのも今回の2019年を含めてあと2回のみとのこと。一方でその出来は佐藤さんが「ノースバーンの畑で培ってきた経験も相当に長くなりましたしその間我々がビオディナミを続けてきたということもあります。結果として2019年産は率直に申し上げて非常に美味しく仕上がったと思っています」と自負するもの。
サトウワインズ
SatoWines/サトウ・ワインズは世界屈指のピノ・ノワール銘醸地であり、世界最南端のワイン産地でもあるニュージーランド南島、セントラル・オタゴの地でYoshiakiSato/佐藤嘉晃氏とKyokoSato/佐藤恭子氏ご夫婦が2009年に始められた、極めて小規模生産のブティック・ワイナリー(2019年時点での生産量は1900箱、日本を含む16カ国へと輸出されています)。2019VTからは自前の醸造所を構え、念願の自社畑ワイン「LaFermedeSato/ラ・フェルム・ド・サトウ」のリリースもされ、国内外問わず高い注目を集めるようになっています。
“ヴィニュロン”を自称される(注:畑での作業を第一優先とする醸造家はWinemakerという肩書きを避けることがある)佐藤さん夫婦が、弛まぬ努力によってようやく得られた高品質なブドウからサトウ・ワインズのワインは産まれます。ワイン伝統国の偉大な造り手たちから学び大きな影響を受けた彼らは「優しくて、繊細でしなやか、かつ滑らかな口当たりで飲み手を癒してくれるようなワインを造りたい」と、オーガニックもしくはビオディナミ農法で栽培されたブドウを、添加物を一切用いることなく(ボトリング前の少量の酸化防止剤を除く)丁寧に醸します。生み出されるワインはセントラル・オタゴの冷涼かつ寒暖差の大きい気候の恩恵をしっかり享受しつつ、体に染み込むようなコクと生命力に溢れたエネルギーを感じさせながら上品さがあり、心地よい余韻へと続いていく素晴らしいもの。その根底には、「可能な限り、畑からボトルの中へと引き継がれる調和した微生物環境を壊したくない。正しくテロワールとヴィンテージが反映されたワインを造りたいんです。“美味しいワインは文字通り生きている”と信じているからです」と語る佐藤さん夫婦の確固たる信念があります。