Riesling L'atypique 2021 Sato / リースリング ラティピック サトウワインズ

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 ニュージーランド セントラルオタゴ

ブドウ品種:リースリング

昨年初めてリリースされ即完売となったリースリングのオレンジワイン。

2021年は2カ所の畑から別々の仕込みを行ったキュヴェがブレンドされており、1つはRed Shed(ベンディゴ)の畑から8日間のカーボニック・マセレーションを経て全房プレス、古樽で自然醗酵および熟成させたもの。もう片方はDomain Road(バノックバーン)の畑から開放タンクにて自然醗酵および19日間のスキン・コンタクトをさせたものです。

どちらも10ヵ月間のエレヴァージュ期間が設けられ、MLFさせた後にブレンド、少量の亜硫酸と共にボトリングされます。

輝くようなゴールドカラーに花梨やリンゴのコンポートといった要素が魅力的だが、繊細なフェノール感とテクスチャー、そして高い酸を伴うオレンジワインとして実に絶妙なライン取り。

ブドウはRedShed(ベンディゴ)DomainRoad(バノックバーン)、2つの畑から。前者は主に8日間のカーボニック・マセレーションを経て全房プレス、古樽で自然醗酵および熟成。後者は開放タンクにて自然醗酵および19日間のスキン・コンタクト。共に熟成期間は10ヶ月、MLFあり。ブレンドし、瓶詰めまでに計15ppmの亜硫酸を添加。無濾過、清澄剤不使用。

 

SatoWines/サトウ・ワインズは世界屈指のピノ・ノワール銘醸地であり、世界最南端のワイン産地でもあるニュージーランド南島、セントラル・オタゴの地でYoshiakiSato/佐藤嘉晃氏とKyokoSato/佐藤恭子氏ご夫婦が2009年に始められた、極めて小規模生産のブティック・ワイナリー(2019年時点での生産量は1900箱、日本を含む16カ国へと輸出されています)。2019VTからは自前の醸造所を構え、念願の自社畑ワイン「LaFermedeSato/ラ・フェルム・ド・サトウ」のリリースもされ、国内外問わず高い注目を集めるようになっています。


“ヴィニュロン”を自称される(注:畑での作業を第一優先とする醸造家はWinemakerという肩書きを避けることがある)佐藤さん夫婦が、弛まぬ努力によってようやく得られた高品質なブドウからサトウ・ワインズのワインは産まれます。ワイン伝統国の偉大な造り手たちから学び大きな影響を受けた彼らは「優しくて、繊細でしなやか、かつ滑らかな口当たりで飲み手を癒してくれるようなワインを造りたい」と、オーガニックもしくはビオディナミ農法で栽培されたブドウを、添加物を一切用いることなく(ボトリング前の少量の酸化防止剤を除く)丁寧に醸します。生み出されるワインはセントラル・オタゴの冷涼かつ寒暖差の大きい気候の恩恵をしっかり享受しつつ、体に染み込むようなコクと生命力に溢れたエネルギーを感じさせながら上品さがあり、心地よい余韻へと続いていく素晴らしいもの。その根底には、「可能な限り、畑からボトルの中へと引き継がれる調和した微生物環境を壊したくない。正しくテロワールとヴィンテージが反映されたワインを造りたいんです。“美味しいワインは文字通り生きている”と信じているからです」と語る佐藤さん夫婦の確固たる信念があります。


「何よりまずワイン造りを行っている土地に敬意を払うことが大切です。したがって私たちはブドウの栽培はオーガニックないしはビオディナミ農法でなされるべきだと信じていますし、ブドウは人の手による介入を最小限に抑えてワインへと生まれ変わらせるべき
だとも信じています。生命力に満ちた健康的なブドウを収穫できるセントラル・オタゴというこの美しい土地のテロワールが反映された“混じりけのない生きたワイン”を造り出すこと、その挑戦に私たちは心を昂らせないわけにはいかないのです」...嘉晃氏が語るこ
の言葉こそにサトウ・ワインズの魅力が最も端的に現れており、我々はワインの中にそれを確かに見て取ることができるのです。