日本 栃木
ブドウ品種:ミュラー・トゥルガウ60%、ケルナー18%、バッカス11%、ソーヴィニョン・ブラン6%、シルヴァーナ5%
色合いは淡いライムグリーン。香りはグレープフルーツや洋梨の果実に、カシスの芽や吟醸香などフレッシュさを感じる香り。味わいはさっぱりとした辛口。やさしい酸と果実味を感じる。余韻のハーブや柑橘の皮のような苦み、渋みがアクセントになっている
料理との相性: |
甘鯛のポワレ、山ウドのきんぴら、じゃがいもとチーズのガレット、白菜のステーキ、桜エビのかき揚げ、カサゴの天ぷら、山菜のおひたし、パスタジェノベーゼ |
飲み頃: |
2024年から 2027年は、フレッシュな味わいを楽しめる。2028年からは、熟成により一体感のある味わいへと変わっていくだろう。 |
農民ドライは、“日本の小粋な白ワイン”です。北の地方や標高の高いエリアの葡萄畑など、冷涼な気候に育った葡萄からなる引き締まった酸は、phを下げてワインを安定させ、ワインの健全さを保ちます。フレッシュで余韻のある、たおやかな辛口ワインのためにも、酸は重要な役割を果たします。
「2023農民ドライ」は、北海道のミュラー・トゥルガウ、ケルナー、バッカス、シルヴァーナ、そして長野のソーヴィニョン・ブランなど、腕の良い葡萄栽培農家の畑で育った、個性的な香りとしっかりした酸の白ワイン用葡萄からなるワインです。醸造場では、シンプルな造りを心がけ、軽く搾って果皮と種を取り除いた果汁を一部混醸しながら、主にステンレスタンクで、野生酵母や野生乳酸菌で自然に醗酵させました。ブレンド後はタンクで熟成し、軽く濾過してビン詰しました。お寿司や天麩羅などの和食はもちろん、バラエティ豊かな日本の食卓によく合う、クリーンで雑味のないピュアな辛口ワインです。