日本 栃木
ブドウ品種:タナ 82%、カベルネ・ソーヴィニョン 17%、メルロ 1%
色合いは深みのある黒いガーネット。香りはダークチェリーやカシスの黒い果実に、ナツメグや白檀、なめし皮、石灰、スモーキーな香りを複雑に感じる。味わいは舌触りの良いタンニンと滑らかな酸のバランスが良く、余韻に香ばしさと程よい渋みが続く。
料理との相性
こころみ学園産原木栽培椎茸のソテー、炒り銀杏、アスパラガスとポーチドエッグ、豚肉のリエット、穴子の蒲焼き、鱈の焼き白子、ピーマンの肉詰め、豚ひき肉のクミンパスタ、レバニラ炒め、仔羊のロティ、ブフブルギニヨン
飲み頃
2022年から2027年は、果実味とフレッシュな酸を感じる清涼感のある味わいが続く。2028年からは、熟成によりタンニンが滑らかになり、旨味や香ばしさ主体の味わいへと変わっていくだろう。
テクニカル・データ |
品種: |
タナ 82% カベルネ・ソーヴィニョン 17% メルロ 1% |
畑: |
山形県上山 南果連協同組合 山梨県北杜市 シティファーム |
収穫: |
2020/10/10, 12, 18, 26 2020/11/05 収穫方法:手摘み |
醗酵: |
熟した葡萄を除梗し軽く破砕して、小型のタンクへ移す。ルモンタージュを行いながら、徐々にマストを温めてゆく。2、3日すると野生酵母による醗酵が自然に始まる。醗酵は高めの温度で進み、残糖がなくなるまで続く。注意深くルモンタージュを続けながら、十分な色素と風味を抽出する。約2週間醸した後、マストを搾り、ワインを皮と種から分ける。その後、木樽に移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。 |
熟成: |
オークの木樽で約12~13カ月熟成。 |
瓶詰: |
澱引きし、無清澄・無濾過でビン詰。ビン詰日: 2021/12/22, 23 本数: 11,526本(750ml) アルコール: 12.4 % 酸度: 8.8 g/L. 残糖: 0.03 g/L. |