南アフリカ スワートランド
ブドウ品種:サンソー
パーデバーグエリアの3カ所の単一畑(真砂土、頁岩、花崗岩、粘土)の樹齢38~49年のぶどうを使用。ブッシュヴァイン。手摘みで収穫、選果。サンソーをプレスしたジュースを別 のキュヴェ用にプレスしたカリニャンの果皮と一緒に1カ月間、マセラシオンペリキュール。フレンチオーク古樽に移し、シュールリーにて11カ月間熟成。ノンフィルター、酸化防止 剤なしで瓶詰め。
コンセプトワイン「ブリュタル」。
このワインは、瓶詰め時に亜硫酸を使用することをよしとしない様々な生産者が、自分たちの「攻めた」ワインに共通のキュヴェ名をつけて、各自でリリースするコンセプトワイン。ブリュタルには「残忍な」「粗暴な」という意味があり、と同時にカタラン語(このコンセプの発起人にスペインやルーションの生産者が含まれるため)のスラングで「素晴らしい!」という意味もあるダブルミーニング。既存のワインの権威に対してのアンチテーゼとして死神が鎌を振るうデザインのエチケット(ラベル)が定番で使用されます。
造り手ヨハン・メイヤー (Johan Meyer)小柄で人懐っこい性格から、みんなからはストンピーという愛称でイジられている愛されキャラ。その見た目からは想像を絶する魅惑で繊細なワインを造る素晴らしい生産者。エルゼンバーグカレッジ で醸造学と栽培学の学位取得。その後、カリフォルニアのナパ・バレー、セントラルコースト、ニュージーランドで特にピノノワール、シャルドネのワイン造りの基礎を勉強。2008年に南アフリカに帰国 し、タルバッハの小さなワイナリーでヘッドワインメーカー及びブドウ栽培家を担当すると数々の賞を受賞。 2010年から現在まで、スワートランドのマウント・アボラにて醸造責任者兼自分のブランドのワインを造る。今後は、南アフリカのテロワールを表現し、トップクオリティのワインを生産することにより、世界に南アフリカは真剣にワイン造りをしているんだぞと示したい。