CAI Riesling Kabinett trocken 2022 Weingut Immich-Batterieberg / シーエーアイ リースリング カビネット トロッケン イミッヒ・バッテリーベルク

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ドイツ モーゼル

ブドウ品種:リースリング

CAIは、バッテリーベルクの畑を造成した当時の醸造所オーナー、カール・ アウグスト・イミッヒに因む。エントリーレベルのワインとはいえ、ゲルノートの持ち味である、肌理の細かいテクスチャーや味わい深さは十分に感じ取ることが出来る。 原料となるブドウは大半が契約栽培農家のブドウ。8軒の栽培農家から毎年同じ畑のブドウを納入してもらっているが、2030年までにすべて自社畑のブドウにすることを目指している。

植樹:1960~1995年
位置:標高130~300m    南西・南・南東向きの斜面
土壌:灰色・赤色・青色のデヴォン紀粘板岩

マセレーションは数時間程度
ステンレスタンクで野生酵母により発酵、澱引きせずに9ヵ月間シュールリー熟成
瓶詰直前まで亜硫酸塩は添加しない
発酵温度の調整もしない

Weingut Immich-Batterieberg / イミッヒ・バッテリーベルク

イミッヒ=バッテリーベルクの「イミッヒ」は、1425年から醸造所を切り盛りしてきたイミッヒ家に由来する。そして「バッテリーベルク」は、19世紀半 ば、モーゼル川沿いの急斜面を爆破して、ブドウ畑を造成した際の轟音を、砲兵隊Batterieの砲撃に例えたことに因んでいる。そして2009年から、ザールの ファン・フォルクセン醸造所で2003年まで醸造責任者だったゲルノート・コルマンが、経営と醸造を担っている。
19ヘクタールのブドウ畑の大半が、1868年のプロイセン王国政府の格付け地図で、グラン・クリュに格付けされている。急峻なブドウ畑で、樹齢80年以上 の自根の古木が多い。その収穫は、9世紀まで遡る醸造所の地下にある、玄武岩の柱が支える石造りのセラーで醸造される。微量の亜硫酸以外の添加物を一切 使わずに、野生酵母だけで発酵した、目の覚めるような味わいのリースリングである。