Cidre Parcimonie 2023 Cyprien Lireux / シードル パルシモニ シプリアン・リルー

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フランス ノルマンディー

品種:ブダン、 ドゥース・モエン、ドゥース・コエリニェ 、プティ・ジョーヌ、ルネ・マルタン、フレキン・ルージュ、マ リー・メナール

主に甘みと苦みのある、ブダン、 ドゥース・モエン、ドゥース・コエリニェ などの品種を使う。そこに緊張感を与えるために、プティ・ジョーヌ、ルネ・マルタンなど酸味の高い品種と、骨格を与えるために苦みの強いフレキン・ルージュ、マ リー・メナールなどの品種をVTを見て配合を変える。

落ちたリンゴを拾って収穫。リンゴを追熟。果実を荒く破砕し、弱い力でプレス。果汁はステンレスタンクかグ ラスファイバータンクで醗酵。 残糖度が約40g/Lになったら、濾過をして酵母を取り除き一次発酵を止める。 瓶詰め後、2か月間ほどで瓶内二次 発酵が起き、泡が発生する。発酵後の糖度は通常約25g/Lまで下がる。

ノルマンディー各地を巡り、集めたリンゴを集めて作ったシプリアンにとっての初めてのシードル。キュヴェ名のパルシモニーには、”少しずつ”や”あちこち”と言った意味がある。フレッシュな果実味、繊細な苦味。全体を支える控えめなアルコールによって、ふたくち目には香りがふくよかに広がる。白身の肉、焼き豆腐、ショウガなどとの好相性。

シプリアン・リルー

シプリアンは、グランゼコール(高等教育機関)で商業を修めたものの「地に根差した仕事」に従事したいと考えるようになります。ビオロジックのシードル造りをレ・サンク・オテルの醸造長、エティエンヌ・フルネに師事し、シードル造りの道を歩むことを決めました。もともと家族で所有していたのはとても小さな果樹園だったので、近隣の放置された果樹園からもリンゴを購入しています。それらの果樹園はどれも手入れの放置された果樹園が多くまた、所有者達も高齢であることが多いので、彼らの元を一人一人訪ねては、シプリアンの手で剪定などの管理から収穫までを行わせてもらえるよう交渉して回っています。リンゴの樹の仕立ては植密度が低く仕立ても高い、オート・ティージュと呼ばれる伝統的な仕立てのリンゴのみを使います。収量は少なくとも植え付け間隔が広く、農薬の散布回数も少なく済み、リンゴ樹へのストレスも少ないことから、リンゴ樹の寿命も長いそうです。醸造添加物の使用はなく、一次醗酵終了後の濾過により一度醗酵を止めて瓶詰。原料となるリンゴ/洋ナシは、複数種類の品種を、酸味、甘み、苦みと言った要素に大別し配合を決めているそうで、2020年の初VTから透明感と甘み、適度な雑味、収斂味のバランスの良いシードルをリリースしています。