フランス アルザス
ブドウ品種:ピノグリ55% ピノオーセロワ45%(手摘み/平均20年)
8日間醸したピノグリ55%と直接圧搾したピノオーセロワ45%をアッサンブラージュ、ステンレスタンクとフードルで発酵・熟成しました。夕日を思わせるオレンジカラー、いちごジャムやフランボワーズ、すりおろしリンゴのアロマ、ほのかに甘みのある果実味と酸味のバランスが良く、白いイチゴを食べた味わいにじわじわとエキスが拡がる上品で上質な逸品です。
マルク・テンペから”MTVIN”(エムテヴァン)という新しいプロジェクトのオファーがありました。アルザス北部にあるマルクと同世代の友人が、20haほどの大きな畑を持っており、ビオディナミでブドウ栽培をしております。大変質の良いブドウを所有しているのですが、醸造は、その息子が担当しており、なかなか自分たちだけで全てのブドウでワインを生産しききれない、とのこと。そこでマルクが醸造に加わり、今まで彼のドメーヌワインとしては出来なかったようなことにチャレンジしたシリーズです。
”よりナチュラルに、よりカジュアルに親しみやすく”を意識して造っているとのことで、いままでの味わいのスタイルとは大きく異なります。彼をよく知る人には珍しく映ると思いますが、全てサンスフルで仕込んでおります。また、サンスフル仕上げでも、より安定感をもたらす為、今回の発売キュヴェは、マセラシオンキュヴェとして生産しております。アルザスの巨匠「マルク・テンペ」の更なるステージ、新プロジェクトワイン、是非、御賞味ください!