Langhe Nebbiolo 2021 Principiano Ferdinando / ランゲ・ネッビオーロ プリンピアーノ フェルディナンド

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イタリア ピエモンテ

ブドウ品種:ネッビオーロ

バルベーラ・ダルバと同様、典型的な日常消費のネッビオーロをつくりたかった。飲み心地がよく、アルコール度数は高すぎない。若いネッビオーロに典型的なエレガンスを備えている。スミレやバラの香りがする。

プリンチピアーノ家は、長らく神格化されたバローロ・モンフォルティーノを生む畑、フランチャに接した南西向き、標高350mの偉大なクリュ、ボスカレートを所有する。ランゲでの栽培農家としての歴史は1900年代初頭に遡り、1980年代前後はアルタ-レやスカヴィーノにブドウを供給していた。フェルディナンドは90年代には回転式タンクによるモダン・バローロを手がけたが、2002年以降、最長3ヶ月にも達する長期浸漬と大樽熟成を軸とする伝統的バローロ造りに回帰。同時にビオロジック栽培を開始。現在、主要な畑ではボルドー液や硫黄も使わない。トップ・クリュであり平均樹齢40年を越えるバローロ・ボスカレートは、収量をDOCG法上限の約1/3に抑える。伝統派らしく、いずれのキュヴェもやや薄めの色調ながら、深遠な陰翳と優雅で伸びやかな風味が魅力的。特にバローロの上級キュヴェ2種は、ビロードのような舌触りと妖艶な香気、長大な余韻を持ち、かつての伝統派の巨匠が示したバローロの優品にも劣らぬ魔性に溢れる。思慮深いフェルディナンドは長期的なマーケット醸成という視点から、ベーシックなドゥセットの導入と合理的な価格を実現・維持している。

植樹:1970年代植樹
位置:標高350m、南西〜南東向き
土壌:粘土石灰質
ステンレスタンクで20日間マセレーション
ステンレスタンクで10か月熟成