南アフリカ ステレンボッシュ
ブドウ品種:マスカット・ブラン
綺麗な黄金色。マスカット、金柑、トロピカルフルーツの華やかな香り。厚みのある果実味にみずみずしいアタックが重なり、滑らかで高い酸と共に軽やかに飲み進められます。キンモクセイの花やマーマレードのようなほのかな甘み、ダージリンティーやアールグレイを思わせる上品な紅茶のニュアンス。後半にはオレンジピールのほろ苦さと優しい乳酸的な風味が重なり、心地よい余韻へと続きます。
ステレンボッシュ近郊のマスカットブラン(花崗岩、砂質土壌)を使用。手摘みで収穫後、丁寧に選果し一晩低温で落ち着かせた後、全房50%、除梗50%で約10日間のスキンファーメント。その後、ゆっくりとプレス。古樽へ移し、シュールリーで5ヶ月間熟成。ノンフィルター、酸化防止剤なしで瓶詰め。白い花やマスカット、柑橘のアロマに、軽やかな果実味と綺麗な酸、スキンコンタクト由来のほのかなタンニンとミネラルが重なり、フレッシュで伸びやかな余韻を持つエレガントなスタイル。
Angus Paul / アンガス・ポール
「ワインの最も奥深い側面は風味以上に、いつ、どこで造られ、そのワインがユニークな存在になりえるか」と南アフリカの伝統品種に焦点を当てたワインを造っている20代の造り手アンガスポール。ナチュラルワイン不毛の国、南アフリカにおいてかすかな光と希望。突如現れた新星だ。南アフリカのプレトリアで生まれたアンガスポール。2歳の時に両親の仕事の関係でスコットランドに移住した彼は高校卒業すると母国である南アフリカのスレテンボッシュ大学の醸造学部に入学し、ワイン造りをするために世界各国に旅に出る。オーストリア、シチリア、ニュージランド、カリフォルニアで働き、南アフリカに戻り、2020年より醸造所を間借りしながら自分のワインを造り始める。28歳と若く、まだまだ荒削りではあるが、将来が非常に楽しみな存在で、これからの伸び代に期待。ラベルは、南アフリカのワイン産業が設立された「大航海時代」にインスパイアされたもので、探検船乗りたちの迷信的な物語をグラフィックにしている。