南アフリカ スワートランド
ブドウ品種:シュナンブラン
樹齢34年のウォーターヴァル畑のシュナンブラン(真砂土、粘土)を使用。乾燥農業。ブッシュヴァイン。手摘みで収穫、選果後、全房でバスケットプレスにてゆっくりとプレス。ジュースの段階で、ハイパーオキシデーション(発酵前の酸化)。1600リットルのコンクリートエッグタンクに移し、全く澱引きをせずに、シュールリーで発酵、16カ月間熟成。ノンフィルター、酸化防止剤添加なしで瓶詰め。
ウィーパーフォンテイン シュナンブランは、ヨハンのお気に入りのシュナンブラン。造りも一切スキンコンタクトせずに、ブリュタル同様にコンクリートエッグタンクで16カ月熟成させるというこだわり。非常にミネラリーで、品の良い酸が特徴。安いレンジのシュナンだけでなく、こちらのシュナンは知っていただきたい1本。
Johan Meyer / ヨハン・メイヤー
小柄で人懐っこい性格から、みんなからはストンピーという愛称でイジられている愛されキャラ。その見た目からは想像を絶する魅惑で繊細なワインを造る素晴らしい生産者。エルゼンバーグカレッジで醸造学と栽培学の学位取得。その後、カリフォルニアのナパ・バレー、セントラルコースト、ニュージーランドで特にピノノワール、シャルドネのワイン造りの基礎を勉強。2008年に南アフリカに帰国し、タルバッハの小さなワイナリーでヘッドワインメーカー及びブドウ栽培家を担当すると数々の賞を受賞。2010年から現在まで、スワートランドのマウント・アボラにて醸造責任者兼自分のブランドのワインを造る。今後は、南アフリカのテロワールを表現し、トップクオリティのワインを生産することにより、世界に南アフリカは真剣にワイン造りをしているんだぞと示したい。