Riesling 2023 Thörle / リースリング トゥーレ

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ドイツ ラインヘッセン

ブドウ品種:リースリング

10月に入り手摘みで収穫。軽く破砕した後、2時間のマセレーションを経てプレス。モストの80%はステンレスタンク、残りの20%は1200L(使用年月10年以上)の大樽で自然発酵。ボトリング以外ではSO2一切不使用。8ヶ月間シュールリー後、無清澄、粗い濾過を経てボトリング。

Thörle / トゥーレ

トゥーレ家はラインヘッセンのザウルハイムで17世紀からブドウを栽培しており、1984
年に元詰めを開始しました。トゥーレ兄弟は2006年にワイナリーを引き継ぎ、化学肥
料や除草剤の使用を止め、よりこの有機的なワイン造りに舵を切りました。ザウルハイ
ム一帯の微気候や地質の研究を重ね、ワインを取り巻く環境をより深く理解しようと努めるのと同時に、2020年以降は発酵中の温度管理を廃止したり、醸造中のSO2の使用を止めるなど、より自然なワイン造りを模索しています。

トゥーレのワインの特徴は、ほぼ全てのワインが石灰岩及びマール土壌から造られることです。遥か昔、ザウルハイム一帯は海底であり、長い年月を経て海水は徐々に後退していきました。その際、浜となった箇所には多くの堆積物が残り、結果としてこの地には細かい石灰の粒子が凝縮している地層が点在しています。石灰岩の粒子は2μm(2000分の1mm)以下になると、ブドウ樹にとって吸収可能な大きさになり、トゥーレの畑の約40%はこの細かい石灰粒子から形成されています。その比率はドイツ国内でも非常に高く、従ってチョーキーなミネラル感がはっきりとワインに表れます。