The Pink Moustache 2024 Intellego / ザ・ピンク・ムスタッシュ インテレゴ

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南アフリカ スワードランド

ブドウ品種:サンソー48%、シラー35% 、ムールヴェードル17%

濃いサーモンピンク。イチゴ、ラズベリー、すもものコンポートに、タイムやオレガノのようなハーブ、さらにほんのりとした野性味が特徴的。口に含むと、すももをかじったようなジューシーな酸と果実が一気に広がり、その後にじんわりと旨みとほろ苦さが追いかけてきます。アーモンドのようなニュアンスと微かなスパイスが味わいに立体感を与え、単なるフルーティーさにとどまらない余韻。しっかり冷やして軽快に楽しめる一方で、温度が少し上がると複雑さと奥行きがさらに開き、料理との相性も非常に広い万能タイプ。
軽く飲めるのに、しっかり記憶に残る1本ですね。抜栓後、オフフレーバーなく数日もちますので、この春グラスで大活躍してくれそうな予感!

サンソーの果実の広がりを軸に、シラーとムールヴェードルがフレッシュさと質感を補完し、軽やかさと飲み心地を重視したライトレッドスタイル。アボッツデールおよびパーデバーグの畑よりサンソー、シラー、ムールヴェードルを使用。それぞれ異なるタイミングで収穫されたぶどうをブレンドし、品種ごとの個性とバランスを引き出している。手摘みで収穫、選果後、サンソーは4日間のスキンコンタクトを行い、発酵開始と同時にプレス。果皮由来の要素を穏やかに取り込みつつ、過度な抽出を避け、軽やかなスタイルへと導く。ムールヴェードルとシラーはダイレクトプレスし、それぞれのピュアな果実味を引き出す。その後、各ロットはシュールリーにて約5カ月の古樽発酵、熟成。最終的にブレンドし、ノンフィルターで瓶詰め。「ピンクムスタッシュ」という名前は、ワインレッド(ひげ)、ロゼ(肌)、ライトレッド(口ひげ)という3つのスタイルを象徴するイメージから名付けられている。本キュヴェはその中でもライトレッドを表現したものであり、“ピンク”という言葉はロゼとライトレッドの中間的なニュアンスを意味する。

インテレゴ(ヤルゲン・ガウズ)

ヤルゲンは、南アフリカ・スワートランドのナチュラルワインシーンを
牽引する、今最もエネルギッシュな醸造家の一人です。
名門エルゼンバーグ大学で醸造学を学んだ後、南アフリカ出身でフランス
ルーションを拠点とする巨匠「マタッサ」のトムルッブのもとで自然派の哲学に開眼。帰国後は、南アフリカのナチュラルワインのパイオニアである
ラムズフックにて、クレイグホーキンスの右腕として活躍し、2009年に自身のプロジェクト『インテレゴ』を始動しました。

理想のワイン造りを始めるため、極寒のロシアのワイナリーへ二度の収穫
出稼ぎに赴き、その給料で中古のバスケットプレスを購入したというエピソードを持ちます。この反骨精神と情熱が、彼のワインの生命力の源です。

スワートランド特有の花崗岩土壌がもたらすミネラルと高い酸を信条とし、
収穫前にはブドウの茎を自ら噛んで熟度を見極め、全房発酵のタイミングを
判断。この徹底したこだわりにより、ワインには独特の清涼感とスパイス、
そして美しい骨格が与えられています。

また「醸造中の音楽の振動が酵母に影響を与える」と信じ、お気に入りの音楽を流しながら、野生酵母による自然発酵、無濾過・無清澄、酸化防止剤最小限のスタイルを貫いています。ラベルにはサーフィンでの体験など、彼の人生の断片が投影されています。