フランス ロワール
ブドウ品種:グロロー 50% ガメイ50%
2度目の入荷のこちらの22VTGは世界中に流通しているフランツのロゼで、グロロー 50%ガメイ50%で造りました。全房のブドウを直接圧搾し、ステンレスタンクで発酵・熟成しました。明るいチェリーカラーのピンクの外観、梨や赤スグリ、フルーツトマトのアロマ、ジューシーな果実味のアタックをほんのりとした甘みが包み込み、酸は控えめで心地良く、のどごしは滑らかで調和のとれた仕上がりです。
Frantz Saumon / フランツ・ソーモン
ロワールの中でも、シュナン・ブランの銘醸地として知られるモンルイ。
その中で着実に評価を高めてきた生産者が、フランツ・ソーモンです。
2002年にスタートした彼のワイン造りは、ゼロから畑を立て直すところから始まりました。化学農法だった畑を、自身の手で無農薬へ転換。4haの畑をほぼ一人で管理し続けたその積み重ねが、現在の品質につながっています。
現在はドメーヌに加え、ネゴシアン「Un Saumon dans la Loire」も展開。自社ブドウだけでなく、信頼できる栽培家のブドウからもワインを造り、表現の幅を広げています。造るのはすべてシュナン・ブラン主体。辛口から甘口まで、モンルイの多様性をしっかりと表現しています。
スタイルは一貫していて、透明感・伸びやかな酸・ミネラルの精度の高さ。ナチュラルなアプローチでありながら、決してラフにならない。“きれいに整ったナチュラル”という印象です。
2019年からはパートナーのMarie Thibaultとともに新しいカーヴを構え、
洞窟セラーでアンフォラや樽など多様な容器を使い分けながら、より緻密な醸造へと進化。キャリア初期のエネルギー感に加え、今は経験による完成度が明確に乗っているフェーズ。
派手な個性で押すタイプではなく、飲み進めるほどに“完成度の高さ”が効いてくるワインです。ロワールのシュナン・ブランを語るなら、外せない一本になっています。