Amber 2024 Same River Twice / アンバー セイム・リヴァー・トワイス

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フランス コート・デュ・ローヌ

ブドウ品種:ロール60%、グルナッシュブラン15%、ユニブラン15%、クレレット5%、ミュスカブラン・ア・プティグラン5%(手摘み/ 15 ~ 75年)

24年は成熟が遅く難しい年でした。ミュスカは収量がほとんど無かったためロールを主体に5品種を除梗しタンクで醸し・発酵後、エナメルタンクで10 ヶ月熟成しました。輝きある綺麗なアンバーゴールドの外観、黄桃や干し柿、ビワ、ターメリックの香り、スムーズなアタックで果実の種のようなタンニンがとても心地よく、ほろ苦さとスパイシーさを含んだ味わいはコスパの良さが光ります。

8月下旬~ 9月上旬収穫/除梗後、破砕し、
ロールはステンレスタンク、他はエナメルタンクで14日間醸し・発酵
発酵中にプレスし、マロラクティック発酵後、アッサンブラージュし、
エナメルタンクで10 ヶ月間熟成
軽く濾過・無清澄//瓶詰め:2025年4月5日

Same River Twice / セイム・リヴァー・トワイス

南フランスの伝統を大切に、毎日の食卓に寄り添うフレッシュなワインを。セイム・リヴァー・トワイスは、日本で約20年にわたりワインの紹介や輸入に携わってきたジェームス・ダンスタンと中川彰子が、2019年に南ローヌで立ち上げた小さなネゴシアンです。長年、生産者と飲み手をつないできたふたりが、自分たちの理想を形にするために始めました。
拠点となるヴァントゥーは、南ローヌのなかでも冷涼な条件に恵まれた土地。地中海の陽光に加え、山からの空気や昼夜の寒暖差が、ぶどうの豊かな熟度とフレッシュさを育みます。石灰質の土壌と長い生育期間も、この土地のワインを支える要素です。
ふたりは自ら畑を所有せず、この地で300年以上農業を営む家族の生産者と協働しています。畑の仕事から収穫、醸造、ブレンドまで関わり、互いの経験を生かしながら、土地と品種の個性が伝わるワインを造っています。大切にしているのは、南フランスらしい果実味と、自然なバランス。環境に配慮して育てられたぶどうを使い、醸造での介入や亜硫酸の添加を抑え、樽の風味に頼らず仕上げます。クラシックな骨格を持ちながら、みずみずしく、さまざまな料理と楽しめるスタイルを目指しています。

環境への配慮は、ワインの中身だけにとどまりません。軽量ボトルを採用し、ボトルの口を覆うキャプシールを省くなど、包装にも無駄を減らす工夫を取り入れています。名前の由来は、古代ギリシャの哲学者ヘラクレイトスにちなむ「同じ川に二度入ることはできない」という言葉。川の流れが変わり続けるように、ワインもグラスの中で、翌日に、そして熟成によって表情を変えていきます。誰と、どこで、何と飲むかによっても、その楽しみは新しくなる。そんな一期一会の味わいを、気負わず日々の食卓で。南ローヌへの愛情と、日本で培ったふたりの感覚が息づくワインです。