スペイン カスティーリャ・イ・レオン
ブドウ品種:ガルナッチャ
標高1000mの砂利・砂土壌で育つ樹齢80年のガルナッチャを除梗し直接圧搾、225 ~ 500Lの木樽で発酵後、バトナージュしながら300 ~ 500Lの木樽で熟成しました。淡いサーモンピンク色の外観、 さくらんぼや洋梨、リンゴ、カリンのアロマを感じます。詰まった味わいをしっかりと感じるアタック、リンゴの酸味とほんのり心地の良い苦みが余韻に感じられます。
LasPedreras / ラス・ペドレラス
マドリードの西、標高2000m級の山々が連なるグレドス山脈。いまスペインで最も注目される産地のひとつです。その北部、ビリャヌエバ村を拠点にワイン造りを行うのがラス・ペドレラス。手がけるのはバルバラ・レケホ。この地の在来品種、ガルナッチャとアルビージョ・レアルにフォーカスした生産者です。
標高の高さ、花崗岩主体の土壌、そして昼夜の寒暖差。この環境がもたらすのは、軽やかさと緊張感、そしてピュアな果実味。古くから家族に受け継がれてきた樹齢80年以上の古木を守りながら、新たな畑の植樹にも取り組む。「未来の古木を育てる」という視点も、このワイナリーの重要な哲学です。
バルバラはリベラ・デル・ドゥエロの栽培農家に生まれ、各地で醸造を学んだ実力派。グレドスを代表するプロジェクトであるComando Gや、Telmo Rodriguezらと並び評価される、新世代の造り手です。この地域はかつてバルクワイン供給地として埋もれていましたが、21世紀に入り古木ガルナッチャのポテンシャルが再評価。今や世界的に注目される産地へと変わりつつあります。
ラス・ペドレラスのワインは、力強さではなく“しなやかさ”で魅せるグレドススタイル。標高の高さがもたらす透明感、古木由来の旨み、そして過度に作り込まない自然な仕上がり。
飲み疲れしないのに、印象にはしっかり残る。そんなバランス感覚に優れたワインです。