イタリア ピエモンテ
ブドウ品種:ネッビオーロ
ブドウの大部分はセッラルンガのボス カレートの区画のモノを使用。 バローロらしい風格を持たせながらも、気軽で親しみやすいものを。グラスでも使ってもらうことを想定したバローロ。色は濃すぎず透明感があり、 抽出は穏やかなバローロ。
植樹:1990年代
位置:標高350m、南西~南東向き
土壌:砂質を含む、粘土石灰質
醸造:ステンレスタンクで2~3週間マセレー ション 大樽で24ヵ月間熟成
Principiano Ferdinando / プリンチピアーノ・フェルディナンド
フェルディナンド・プリンチピアーノは、モンフォルテ・ダルバを拠点とする生産者である。父アメリーコ が1950年代に始めた農園を継ぎ、1993年から自社でワイン造りを開始した。若い頃は当時主流だったモダン な醸造にも取り組んだが、技術介入によって産地ごとの差異が見えにくくなることに疑問を抱き、2000年代 初頭から栽培・醸造の双方を大きく見直した。その後ワイナリーは成長を続けたものの、2024年には約22ha あった畑を約7haまで縮小し、2025VT以降は生産品種をネッビオーロのみに絞るという大きな決断を下し た。背景にあるのは、環境や経済だけでなく「人間としての持続可能性」を重視し、自ら畑とワインに向き合 える規模へ戻りたいと考えた末の決断だった。現在はラヴェーラ・ディ・モンフォルテやボスカレートなどの 畑を中心に、野生酵母による発酵と大樽熟成などは変わらず、同社の持ち味である軽やかさと口の中の存在感 の双方を備えたネッビオーロを生産している