フランス ブルゴーニュ(ボージョレ)
ブドウ品種:ガメイ
18年のヌーヴォーは記念すべき10年目、そして順子さんに御目出度い事があり、また良い出来でもあったためマグナムでも瓶詰めされました。特別区画のガメイをマセラシオンカルボニック後デキュヴェしプレス、タンクで発酵・熟成しました。落ち着いたトーンの淡い紫ルビー色、山ぶどうやラズベリー、フランボワーズや湿った土のアロマを感じます。まろやかで角のない熟成した丸さ、中程度のタンニンに拡がる果実味が印象的です。
Domaine Joubert / ドメーヌ・ジョベール
ボージョレでその名を知らない人はいない――
それがドメーヌ・ジョベールです。
4代目マルセル・ジョベールは、1980年代にMarcel Lapierreとともに無農薬栽培を実践したパイオニア。協同組合主体の時代に疑問を持ち、誰よりも早く“自然な栽培”へ舵を切りました。畑は約10ha、ブルイィを中心にフルーリーやモルゴンなど複数アペラシオンを所有。すべて無農薬で栽培されています。転機は2015年。娘のカリーヌがワイナリーを継ぐ決断をします。農業未経験からのスタート。しかし父マルセルのもとで徹底的に学び、2017年に正式に5代目へ。ここからワイナリーは大きく進化します。最大の変化は、白ワインへの挑戦。ボージョレでは珍しいシャルドネを自社畑に植樹し、赤一辺倒だったドメーヌに新たな軸を生みました。
・アンフォラの導入
・プレス機の刷新
・カルボニック期間の調整
・牧草を活用した自然な雑草管理
など、伝統を守りながらも現代的なアプローチを積極的に取り入れています。ジョベールのワインは一貫して、ピュアで雑味のない果実味と、しなやかな飲み心地。カリーヌの代になってからは、より繊細でクリーンな方向へ。いわゆるナチュラルな造りながら、完成度は非常に高い。
・ボージョレ自然派の“源流”を継ぐ存在
・世代交代による明確な進化
・赤だけでなく白も含めた新しい表現
歴史だけで終わらない。いま現在も進化しているドメーヌです。