ドイツ ラインヘッセン
ブドウ品種:リースリング62% シルヴァーナー 21% シャルドネ11% ピノブラン6%
粘土石灰土壌で育つリースリングを主体に4品種をプレスし、 500L ~ 24hl の木樽・フードル(新樽・古樽)で発酵・熟成しました。 ブルゴーニュを意識して造りました。クリアな輝くグリーンイエロー 色、洋梨や白桃、トロピカルフルールやナッツのアロマを感じます。 ミネラリーで瑞々しいアタック、じわりと拡がるエキスが口中で花が咲き、心地の良い酸が溶けだしたアフターの長い逸品です
Weingut Wörner / ヴァイス ヴァイングート・ヴェルナー
ラインヘッセンで家族代々ぶどう栽培を営むヴェルナー家。その次男として1993年に生まれたマルティン・ヴェルナーは、音楽やアート、建築に惹かれた感性豊かな青年でした。
もともとは建築家を志していましたが、収穫の手伝いをきっかけに自らの中に“ヴィニュロンのDNA”を見出し、ワイン造りの道へ進みます。
卒業後は各地で経験を積み、2015年にはオーストリアのGut Oggau、2016年には南仏のMatassaで研修。そこで得た知識と感覚を携え、2016年ヴィンテージから自身のワイン造りをスタートしました。彼のニックネーム「マルト」を冠したシリーズは、こうして生まれています。
現在は父から引き継いだ畑を中心に、無農薬でのぶどう栽培、自然酵母による発酵、そして酸化防止剤無添加を軸にワインを仕込みます。目指すのは、ナチュラルでありながら濁りすぎず、透明感があり、軽やかさと複雑さを兼ね備えた味わい。自由な発想で挑戦を続けながらも、どのワインにも高い美意識と芯の強さが感じられます。
畑は標高約300mの丘陵地に位置し、北側斜面にはビュルツァー、ファーバー、バッカス、ミュラー・トゥルガウ、シルヴァーナー、ショイレーベなどが混植。南側斜面にはリースリングが植えられています。土壌は小石混じりの砂岩土壌で、ワインに軽やかさと繊細なミネラル感を与えます。
現在は家族とともに畑とセラーを支えながら、さらなる無農薬化を進行中。近年はパートナーのAlanna Lagambaもワイン造りに加わり、新たなシリーズ「Vin de Lagamba / Frauen Power」も始動。マルティンの緻密さとアラナの情熱が重なり合い、表現の幅はさらに広がっています。
ドイツの若いナチュラルワイン生産者の中でも、とりわけ注目度の高い存在。
自由な感性と高い精度を併せ持つ、これからますます楽しみな造り手です。