Riesling 2022 Pierre Frick / リースリング ピエール・フリック

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フランス アルザス

ブドウ品種:リースリング

ピエール・フリックの定番白ワイン。 原料としてブドウが使用される、3区画あるうちの2区画のBihlの畑で植え替えを行ったため、2019年は他の区画のRieslingを使用。そのため、先の約5年間は”Bihl”の呼称が外れる。

Pierre Frick / ピエール・フリック

1970年にビオロジック、1981年にビオディナミを開始した、アルザス有機農法の先駆者。当主ジャン・ピエールは、コルマールの南、ファッフェンハイム村にあるブドウ農家の12代目。⾧年の真摯なビオディナミ栽培により力強さを備えたブドウ樹には生命力が吹き込まれ、近年はボルドー液の使用も大幅に低減した。12haの自社畑の一部は、ブルゴーニュと同じジュラ紀ドッガー時代(バトニアン期、バジョシアン期を含む)の魚卵状石灰岩も豊富。

醸造時は、白品種も全て全房でプレスし、100年以上使い続ける30hlのフードル(大樽)で熟成。1988年以来、補糖を一度も行っていない。複数ある亜硫酸無添加キュヴェには立体感ある舌ざわりがともない、触覚的なテクスチュアが現れる。信条は、「ブドウの樹は、天と地をつなぐ架け橋。ワインの本質とは審美的なものであり、それは芸術の一分野を占めている。ワインは自然への愛と、畏怖の念が刻印されるべきものである」。
【ワインはすべて、気候条件に恵まれない年で、ブドウを買う場合であっても、ビオディナミで栽培され、手作業で収穫されたブドウのみを原料としています。圧搾は空気圧式プレスで行い、補糖、補酸はせず、自然酵母で発酵させ、温度管理はしていません。通常1~2回は澱引きをし、マロラクティック発酵もまた自発的に、そして完全に行われます。発酵が終わると、古いオークの大樽の中で細かい澱とともに平均6~9ヵ月間熟成されます。清澄剤は使用しませんが、瓶詰め前にセルロース繊維によるろ過を施します。またワインの“純度”を保つために、2002年からナチュラルコルクの使用をやめ、王冠で栓をすることにしました(クレマンはナチュラルコルクを使用)。これにより、同じキュヴェのすべてのボトルが時間とともに均等に熟成し、⾧期熟成が保証されるのです。私たちのワインにはどれも、テロワール、ヴィンテッジ、そして私たち畑への手入れによって生まれた独特なバランスがあります。
私たちは、ワインを“製造する”のではなく、真正の生きたワインを“育て”ています。ジャン=ピエール&シャンタル・フリック】