フランス コート・デュ・ローヌ
ブドウ品種:グルナッシュ(樹齢55年)
手摘みで収穫後、15日間の全房マセレーションかつ自然発酵。ピジャージュ・ルモンタージュは行わない。垂直式プレスでプレスし、ステンレスタンクで8ヶ月熟成。SO2無添加、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。
Vincent Ruiz / ヴァンサン・ルイス
ヴァンサンは2022年からサヴォワ・アイズ村にある「ドメーヌ・デュ・グランジェ」でワインの醸造をしています。それまではローヌのフランク・バルタザールで醸造を担当しており、その一方で信頼できる友人のブドウ栽培家からブドウを購入してワインを造ってきました。「ドメーヌ・デュ・グランジェ」を設立した際、「レ・ヴァン・ド・ヴァンサン」という形でネゴシアンを継続することにしました。それはアルデッシュ南部グラの高原にある畑から非常に良いブドウが収穫されるからです。ここでは粘土石灰岩の土壌にシラー、グルナッシュ、サンソー、カリニャンが植えられており、酸度が高いエネルギッシュなブドウが収穫されます。収穫は全て手で行い、ブドウは冷蔵トラックに積載され、サヴォワの「ドメーヌ・デュ・グランジェ」に運ばれ、醸造されます。ブドウは全て全房、野生酵母で醸造されます。マセレーションの際にはピジャージュ、ルモンタージュは行わず、コンクリート、ステンレス、ファイバー製のタンクで熟成させます。グラのテロワールがもたらす低いPHのおかげで、 SO2は使用せずとも安定したワインが造られます。毎年同じ区画のブドウからワインを作り続けることで、 途方もないポテンシャルを持ったグラのテロワールより深く理解し、より良いワインを造って行きたいとヴァンサンは語ります。
エチケットのモチーフは、「Atlanta Fugiens」という17世紀に発刊された錬金術に関する本から来ており、錬金術用語集、東洋のシンボル、西洋のシンボル、古代神話といった様々な哲学・神知学的な要素がある本です。