フランス ブルゴーニュ
ブドウ品種:ピノ・ノワール
ダル・ナクレDalle Nacrée とは リュー・ディではなく、石灰質土壌のタイプを示す言葉。 ディジョンからコルトンにある石灰質土壌の一種で、貝殻や化石の小片が散在する薄い層が何層も重なっている。 コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュとし て瓶詰していたキュヴェであるが、 2021VTよりダヴィッドはサントネとして瓶詰めすることを決めた。
植樹:1964年、1985年
位置:標高220~225m、南東向き
土壌:石灰質
年によるが約90%除梗 15%を228L新樽、85%を228Lの旧樽で12ヵ月間、タンクで4ヵ月間の熟成
David Moreau / ダヴィッド・モロー
サントネのピノ・ノワールのイメージを覆すほどの力量を持つドメーヌ。1984年生まれのダヴィッド・モローは、若くして叡智に輝き常に前進している。2009年に祖父の畑を受け継ぎ、ドメーヌをスタート。すでにディジョンのブルゴーニュ大学でエノロゴ資格を取得していた。
ボーカステル、ユベール・ラミー、DRCのほか、ニュージーランドでも経験を積んでいる。栽培はリュット・レゾネではあるが、「より自然な畑に戻すことが自分たちの使命」と語り、ダヴィッドなりに納得のいく栽培方法を模索中。
サントネに所有する三つのプルミエ・クリュのうち二つは1964年植樹、マランジュは1943年と47年植樹の貴重な古木のみ。醸造初期には6日前後、13℃前後の低温浸漬を経て、バリックの新樽を1/3ほど使用するが、不自然に造り込まれたトーンは皆無。
ヴィンテッジによりサントネの1級が、上質なシャンボール・ミュジニーかモレ・サン・ドニの1級を思わせる、純粋で洗練され、きめ細かな質感と優美なニュアンスを帯びることは、この造り手では珍しくない。2014年VT以降の毎年の品質向上は特に目覚ましい。