オーストラリア ヴィクトリア
ブドウ品種:リースリング
橙~黄金に輝く濃い色合いに。たっぷりのハチミツに杏子や桃、そして素晴らしいリースリングならではのペトロール香(ただし強すぎない)。口いっぱいに味わいが広がる心地よいテクスチャー、非常に表情豊かで凝縮したエキス感を堪能できる。
インポーター様定温倉庫にて約30カ月寝かせた2019年。
Winemaking:短いスキンコンタクト(ALC3-4%になるまでの約 6 日間)による輝くような黄金色。甘みを感じるレモンなど柑橘系のアロマと石灰のようなミネラル感。全体としてはドライな印象だが、口内で味わうリースリングならではの果実感は甘みを感じるほど。活き活きとして酸が全体を引き締め、フェノリックな余韻がフィニッシュを飾る。ステンレスタンク熟成、ボトリング時に少量の酸化防止剤を添加。
Hochkirch / ホッフキルシュ
トレンドに流されず、ビオディナミ栽培&伝統的な自然醸造を続けるマエストロ
オーストラリアでも最も冷涼なワイン産地の一つであり、ブルゴーニュとの類似性を指摘されている VIC 州Henty / ヘンティ。Hochkirch / ホッフキルシュは特に冷涼な地区に位置しており、ビオディナミ農法によって栽培されています。トータルの年産はわずかに 3,000 箱。
Hochkirch Riesling /ホッフキルシュ リースリング 2019ホッフキルシュは放射線技師だった醸造家:JohnNagorcka / ジョン・ナゴルカが 1990 年、1.2ha に初めて植樹したことがワイナリーの始まりですが、ワインのクオリティーを上げるためその後は栽培や醸造に改良を重ねました。95 年~97 年にかけて ha あたり 6000 本程度の密植に。そして 97 年からビオディナミ農法に移行を始め 2005 年に Demeter の認証を取得。除草剤や農薬の使用はもとより、灌漑さえも一切行っておりません。自根のまま一から始められたヴィンヤードは樹齢30年を超えるものもあり、今後のさらなる品質アップが期待できます。また醸造でもできるだけ手を加えないよう、野生酵母で醗酵し清澄も濾過もしておりません。